アーユルヴェーダって何だろう?②

前の記事では、アーユルヴェーダ=生命の科学、というだけでなく、宇宙の叡智でもあることをお伝えしました。

ここでは、もう少し具体的に、アーユルヴェーダが何を教えるのかをお伝えします。

古典書の中で、アーユルヴェーダは次のように定義されています。

~生命について知ることと、生命を楽しむ方法を教えるのは、アーユルヴェーダです~

生きること。
それだけでなく、命を楽しむ=幸せに生きることを教えるのが、アーユルヴェーダです、といっています。

アーユルヴェーダの世界では、生きていること=肉体が死んでいないこと、という式はなりたちません。

アーユルヴェーダでは命を4つの構成要素に分けて考えます。

肉体 
感覚器官 
精神 

これらが、4つとも欠けることなく、支えバランスを取り合ってはじめて生命であると考えるのです。

現代に忙しなく生きる私たちは、

肉体 感覚器官 精神 魂

自分が持つそれぞれの要素を感じ取ることは出来ているでしょうか?

そもそも、これらに改めて意識を向けてみたことがあるでしょうか?

2分だけ、時間をとってご自身の肉体に意識を向けてみてください。

温かいですか? 硬いところ、痛いところはありますか?

では次に感覚器官に意識を向けてみます。
毎日たくさんの情報をキャッチしている耳や目。
無意識にたくさんのことを教えてくれる鼻。
満たされた感覚をもたらしてくれる舌。
愛する人との触れ合いを感じさせてくれる皮膚。

それぞれにうまく集中できますか?
特に敏感なところ、癒されたいと感じるところはありますか?

そして精神と、魂。

どうやって意識を向けたらよいのでしょう。
そもそもこの二つはちがうのでしょうか?

アーユルヴェーダでいうところの精神は、
思考や感情を含むMind的なイメージです。

そして魂はというと、「我」「自我」とも言われることがありますが、感情を超えた自分の本質的な存在です。

思考や感情は、年を取って死ぬと肉体とともになくなりますが、
この魂は、消えてなくなることはありません。

次の生命に持ち越して、また生まれ変わります。

ですから、魂を純粋に、より良い状態に保つことが大切だとアーユルヴェーダではいいます。

より具体的にアプローチしやすい肉体や、感覚器官や、精神をコントロールすることで、魂を純粋に保つこと。

それが同時に、健康で幸せな人生を歩むことになる。

それを実践する方法を教えてくれるのが、アーユルヴェーダなんです。